人事・総務・経理
A.K

「数字の先に、事業を見る。」
—— 事業と向き合う、
経営管理というキャリア

数字を正しく処理するだけでは、事業の実態を捉えることはできない。
その数字が、どのような仕事から生まれ、何を意味しているのか。
背景まで理解して、初めて経営判断に役立つ数字になる。
そう語るのは、2026年に入社したCorporate DivisionのA.Kさん。
現在は月次業務と内部統制を中心に、業務改善や事業分析にも携わっている。
現場と一緒に数字をつくる仕事の面白さ、第二次成長期を迎えるまぐまぐで働く魅力、そして経営管理として目指す姿について話を聞いた。

1
現場を知ることで、数字への理解が深まった
—— これまでのキャリアで、今の仕事の考え方につながっている経験を教えてください。

これまで、IPOを目指して内部統制や業務ルールを整備している企業で働くことが多く、
ルールづくりの支援や、経営管理としての数値・KPI管理に携わってきました。

その中でも大きな転機になったのが、事業内容や数字の動きを理解するために、
現場の方々と一緒に仕事をした経験です。

最初は、経理や管理部門がそこまで現場に入り込む必要があるのか、
正直なところ面倒に感じる部分もありました。
しかし、実際に利益を生み出している業務に触れることで、
数字とお金がどのように動いているのかが見えるようになったんです。

数字だけを見ていても、その背景まではわかりません。
わからないことがあれば、自分から現場へ行き、事業部の方と一緒に確認する。
その積み重ねによって数字の正確性が高まり、コスト削減などの成果にもつながりました。

この経験を通じて、経理は事業部から届いた情報を処理するだけではなく、
現場と協力しながら数字をつくる仕事なのだと考えるようになりました。

2
まぐまぐへの印象を変えた、これからのビジョン
—— まぐまぐへの入社を決めた理由は何だったのでしょうか。

まぐまぐという会社は以前から知っていましたが、正直に言うと、
メルマガというサービスは時代的に厳しいのではないかと考えていました。

それでも興味を持って面接を受けたところ、熊重代表から、
これからのまぐまぐについて熱意を持って話していただきました。
その話を聞く中で、今は第二次成長期を迎えるタイミングであり、
自分自身もその一員として成長しながら貢献していきたいと思うようになりました。

入社前に持っていた「メルマガの会社」という印象も変わりました。
実際にはメルマガだけではなく、書籍出版やラジオなど、
さまざまな形でコンテンツを届けています。

さらに、著名なクリエイターの方々とのつながりを数多く持っていることも、まぐまぐならではの強みです。
AIが普及する時代だからこそ、
熱量を持ったクリエイターが生み出す本質的なコンテンツには価値があり、
その強みを活かすことで、まぐまぐにはまだ成長の可能性があると感じました。

入社前は、これまで上場企業での経理経験がなかったため、
IFRSや会計に関する知識が不足していることに不安もありました。

ただ、実際に入社してみると、周囲の方々に丁寧に教えていただきながら、
さまざまな経験を積むことができており、
経験のない領域にも向き合いながら、自分のできることがどんどん広がっていると感じています。

3
正確な数字をつくるために、事業部へ足を運ぶ
—— 入社後、難しさを感じたことはありましたか。

入社して間もない頃は、まだ事業への理解が浅く、正確な仕訳を行うことに難しさを感じていました。

まぐまぐの事業は幅広いため、届く請求書の種類も多く、表面上の内容だけでは判断できないことがあります。
自分が誤った処理をすれば、会社として正確な数字を把握できなくなる。
そこには強い責任を感じていました。

わからないことがあれば、上司や同僚に確認するだけではなく、
事業部の担当者の席まで行き、直接話を聞くようにしました。

顔を合わせて話すことで「この費用は何のために発生したのか」「どの事業や施策に関わるものなのか」など、
自分だけでは気づけなかった背景が見えてきます。

経理として数字だけを見ていると、事業の状況や変化を十分に理解できないことがあります。
現場の方と情報をすり合わせ、認識のずれを一つずつ解消しながら、
「この数字は正しい」と自信を持てる状態までつくる。

そこには、単に仕訳を処理するだけではない達成感があります。

仕事で成果を出すうえでも、チームワークは欠かせません。
自分一人では気づけない視点を得られますし、見落としていた課題やリスクも、
他のメンバーと意見を交わすことで見えてきます。

相互理解やコミュニケーションを大切にしながら、
挑戦や失敗も許容できる関係性が、より正確な判断や業務につながると考えています。

4
目的から考え、仕組みを改善する
—— 仕事を進めるうえで、大切にしている考え方を教えてください。

常に意識しているのは「この業務は何のために行うのか」
「ゴールはどこにあるのか」を明確にすることです。

目の前の作業をこなすこと自体が目的になると、
本来解決すべき課題を見失ってしまいます。

そのため、業務に着手する前に、最終的に何につながるのか、
誰のどのような課題を解決するのかを整理するようにしています。

目的やゴールが明確であれば、途中で判断に迷う場面があっても、
「何のために行っているのか」に立ち返ることで、優先順位や進め方を考えやすくなります。

現在の重要なミッションは、月次業務の正確性を高めることと、
業務改善によってコストを削減することです。

まずは自分が担当している業務への理解度を100%に近づけ、
そのうえで効率化や仕組み化を進める。

属人的に成果を出すのではなく、誰が担当しても一定の品質を保てる、
再現性のある体制をつくりたいと考えています。

入社後すぐに、以前の経験を活かして業務効率化やシステム導入を任せてもらえたことは、大きな自信になりました。

事業分析やコスト分析など、以前から取り組みたかった仕事にも関わることができています。

役職や入社年次に関係なく、疑問や改善案を発信できることも、まぐまぐの魅力です。
実際に、入社して間もない自分の提案が採用された経験もあり
「ここまで任せてもらえるのか」と驚きました。

意見を出せるだけではなく、それを真剣に検討し、実行につなげてもらえる。
その環境が、一人ひとりの当事者意識を生んでいると感じます。

5
数字をつくる側から、意思決定に貢献する側へ
—— 今後、どのような存在に成長していきたいですか。

まずは、日々の会計処理や数値管理の正確性とスピードを高め、
まぐまぐの事業への理解をさらに深めていきたいです。

信頼できる数字をつくるためには、事業部の方々と連携し、
数字の背景を正しく理解することが欠かせません。
その土台をしっかりと築いたうえで、中長期的には、
数字から事業の課題や成長の機会を読み取り、経営陣や事業部へ改善提案ができる存在になりたいと考えています。

また、過去の数字を正確に記録して報告するだけではなく、
KPI管理や事業分析、コスト分析などの経験を活かし、意思決定に貢献する。
「数字をつくる側」から「数字を活かす側」へと成長していきたいです。

まぐまぐは現在、内部統制のルールや業務フローをアップデートしている最中です。
そのため、すべての答えがマニュアルに書かれているわけではありません。

前例がない時には、自分で調べ、仮説を立て、現場へ確認しに行くことが求められます。
受け身のままでは、大変に感じる環境かもしれません。

一方で、自分で考え、提案し、仕組みそのものをつくる余地が大きい環境でもあります。

役職や年次に関わらず、気づいたことを発信でき、それが実際の改善につながる。
これは単に風通しが良いというだけではなく、
自分の行動が会社の仕組みをつくっていく実感を持てるということだと思います。

わからないことをそのままにせず、自ら動いて解決したい。
自分の気づきや提案によって、仕事や組織をより良くしていきたい。
そう考える方にとって、まぐまぐは大きなやりがいと成長の機会を得られる場所だと思います。

6
編集後記
インタビューアー堂前 晋平:
A.Kさんの話から伝わってきたのは、数字の正確性に対する強い責任感と、
その背景にある事業まで理解しようとする姿勢でした。
経理と事業部を分けて考えるのではなく、
現場と対話しながら、信頼できる数字を一緒につくる。
その先には、数字を通じて事業の課題を見つけ、意思決定に貢献するという目標があります。
ルールや仕組みが完成していないからこそ、自分の経験や提案を活かせる。
第二次成長期にあるまぐまぐで、A.Kさんは数字の先にある事業と向き合い続けています。

社員インタビュー一覧へ